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家庭で行うケミカルピーリング

日焼け止め対策をしっかりやっていたつもりなのに、秋、肌は夏に受けたダメージを如実にあらわにする。急に増えだしたシミ、ソバカス、くすみ・・・何とかしたい! そんなとき、美容整形なら「ケミカルピーリング」や「レーザー治療」で真っ白な肌を取り戻してくれそうである。

近年、「プチ整形」といって、短時間でメスなどを用いずに、比較的安価な値段で施術が可能になったこともあり、芸能人でない一般の人たちの間でも美容整形が急速に普及している。それでもやはり、お安い買い物ではない。そのため、たとえば、シミ・ソバカスの対策として、市販品を利用して自宅でケミカルピーリングを行おうという方が増えている。

ピーリング石けん、ピーリング化粧品、更にはピーリングマシーンなるものまで発売されているのである。これらの製品は、どれほどの効果を期待できるのでしょうか?

市販されているピーリング用石けん、化粧品類は、専門の美容整形機関で使用されるものよりもかなり濃度が低く作られている。専門機関で用いられるビタミンCは真皮層にまで導入されるほど高濃度である。当然、市販品ではそこまでの効果は期待できず、効果が現れるとしてもかなり時間がかかるであろう。そして、何より心配なのは、肌に合わないものを自己判断で用いてしまったときのトラブルである。ピーリングとは、英語で「はがす」ということ、つまり、皮膚表面の古い角質をはがして新陳代謝を促し、健康な肌を取り戻そうというものだ。しかし、角質は外界の刺激からお肌を守る役目を担っているものだ。それを剥ぎ取ってしまうのですから、当然、肌は無防備な状態のなるのである。また、ピーリング剤は、高濃度では皮膚炎を起こしたり、かえってシミの原因にもなったりしかねない。

ケミカルピーリングは、厚生労働省によって定められた医療行為である、という認識を持つことが重要である。自宅で気軽に・・・のつもりが、かえって高くついてしまった、ということにならないようにしたいものだ。

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