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耳掃除

耳かきというと、幼い頃お母さん、お父さんの膝に頭をのせて親子のコミュニケーションの記憶が多い方が多数だと思う。
しかし、最近では耳かきを嫌がる子どもが時々いるそうである。
耳に何かが入ることが元々嫌なのか、それとも親が耳掃除を丁寧にやりすぎた為に、実は子どもが痛い思いをして嫌がるようになったのかは判りませんが、後者である場合が結構多いそうである。

そんな私は母親の膝の上で気持ち良く寝ながら耳掃除をしてもらった記憶がある。
時々「イテッ」なんて事もありましたけれど(笑)。
耳掃除は気持ちの良いものと頭が覚えていたせいか、自分で耳掃除できるようになって毎日耳掻きをしていた。
中学生のある日、耳の中が猛烈に痛みた。
耳鼻科に行くと「耳掃除のし過ぎによる外耳炎」という診断で、子供心に少し恥ずかしい思いをした。

童話か何かで「耳掻きの好きな王様」というのがあった。
耳掃除が好きで毎日毎日せっせと耳垢を掘っていたら、反対の穴まで貫通してしまったという話である。
「王様の気持ちがわかるよっ」というのはきっと私だけではない筈!

話がそれましたが、では耳掃除というのはどの程度したら良いのでしょうか?

そもそも耳垢の元は【鼓膜上皮】である。
この皮膚がゆっくりと外側へ移動して外耳道へと移り、鼓膜側から出口に向かう。
出口近くまで来た時に皮膚が剥がれて「耳垢」になる。
カサカサ垢とベタベタ垢の違いはというと、耳垢腺という汗腺の一種があって、その分泌量の違いが体質により差がある。
その差により耳垢がカサカサだったり、ベトベトだったりする。

ということで、耳垢というのは出口付近で剥がれたものだけを除去すれば「掃除終わり」になる。
部屋などの掃除と違って、ピカピカにしようなんて思わないことである。
そんな事思っていると、私のように外耳炎になってしまいますので要注意である。

耳掃除は、耳の病気が発見しやすい様な状態、つまり耳の奥が見える状態になったらお仕舞いにしよう。

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